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最悪のシナリオは?

2009年02月23日
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家族

「ハグで日本を元気にしたい!」という私。

実は、わたしには夫が一人おります。

「目の前の人を元気にしたい。

 夫のことも私が元気にしたい!」

なんておもっているわたし。

今日、彼と話したことをシェアしますね。

彼と、私の付き合いはもう16年ちかくなります。

いつでも沈着冷静で、何があっても動じない、

いつも穏やかで、あれこれ言わない人なんです。

すぐに、泣いたり感情を表に出す私とは、正反対なんです。

今日、彼に、名古屋でドリプラをすることを話しました。

どんな思いでやるのか、夢について語りました。

静かに聴いてくれた彼。

「そのイベントをやったときの、最高のシナリオと、最悪のシナリオは?」

と質問されました。

「最悪のシナリオか~・・・」

なぜそんなことを聴くのか、それは、

彼は、いつも心のリスクマネジメントをしているそうなんです。

物や形のあるものはいつかなくなる。

そのかわり、取り戻せるし、かわりもいくらでもある。

だけど、形のないもの、

自分の心は、自分でしか管理できない。

何かをするときには、必ずリスクもともにある。

だから、そこをイメージしないで進むことは

「こんなはずじゃなかった」

って、だれかのせいにしたくなったり、落ち込んだり、悩んだりする。

そこも、リスクとして、イメージしているからこそ、

「想定の範囲内」って思える。

 ↑まさに、ほりえもん語録だ!

心と同じように、

「学ぶこと」も自分にしか管理ができない。

いくら、時間やお金をかけたって、

学んだことは、誰にも盗めないし自分の財産になっていく。

だから、彼は、わたしが学ぶことや、経験することを応援してくれている。

この16年、実は、悔しいくらい

彼の取り乱した姿を見たことがない。

泣いた姿も、もしかしたら見たことがない。

このひと、感情がないのかしら・・・

なんて思って責めたこともある。

「自分は弱い人間だから、最悪のシナリオを用意しておくんだよ」

って言ってた。

ネガティブなことだから、自分の心でこっそりと思うだけでいい。

最悪のシナリオがあると、

どんなときでも押さえておくべきポイントや、

いつも注意をするポイントも見える。

わたしにとって、新しい視点だ。

最悪のシナリオも、こっそりとイメージするからこそ、

安心して最高のシナリオを描き、そこへ向かうことができる。

どんな時も、心が折れなければ前に進める。

「が~~~~ん。がっくり・・・」

ってなると、動きが止まる。

「あっ、これね、起きた起きた!やっぱりね。」

と思えると、悩まず、止まらず前に進める。

結果、最悪のシナリオがあることによって、前向きな行動につながる。

何があっても動じない強さがほしいわけじゃないけど、

こんなこと、夫とは話したこともなくて、

「冷酷な人、感情がない人」って思ってた。

わたしが、向き合ってなかっただけで、

なんにも考えてなかったわけじゃない。

なにかと、

「が~~~~ん。」←死語だよね

ってなったり、

「がっくり」して、

行動が止まってた私。

これって、いいじゃん。

これって、大事じゃん。

早く言ってよ。

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