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【コミュニケーション診察室5】 モデルとなること

2012年07月11日
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中部経済新聞コラム

おはようございます 日本ハグ協会 高木さと子です

毎週水曜日! 中部経済新聞から 会社を元気にする コミュニケーション診察室です病院 

世にあふれる コミュニケーションスキル  私自身も スキルに頼りすぎて うまくいかないとき 自分の生き方を見直すことに 気づかされました

日本ハグ協会

第5回 「モデルとなること」        リーダーの方々の話を聞くと あるひとつの共通する 悩みがあることに気付きます。     それは、社員さんが 入社する→育てる→成長する →優秀な人から辞めていく ということです。         現場の声を聞いてきて、 大切だと感じていることを ご紹介させていただきます。     それは、 働く人がリーダーの人間性に 惹かれていること。     リーダーの「生き様」そのものに 惚れこんでいるということです。     部下の心をつかんで離さない人には、 たくさんのエピソードがあります。      ある社員さんから聞いたお話です。     酷暑といわれた 年の夏祭りの日、 商店街に店を構える その店のスタッフKさんは、 商店街の夏祭りで サッカーゲームを担当します。     3人ほどで担当する予定が スタッフ不足となり、 たったひとりで 子どもの蹴ったサッカーボールを 拾う、戻る、拍手をしながら粗品を渡す。      これを炎天下の下、 延々と続けていたそうです。      子どもからは 「ちぇ、つまんねーオモチャだな」 と、捨て台詞を言われて、 暑さと疲れもピークに達して 体力も限界にきたころ、 近くのテントから、 楽しそうな声が聞こえました。         「うぁ~、上手上手!」 「すっごいね~」 「おっもしろいね~~」      そこには、 自分よりも20歳以上も年上の社長が、 短パンにビーチサンダル、 首から手ぬぐいをさげて、 子どもたちを相手に、 同じ目線になりきって 心底楽しそうに カエルのおもちゃを 飛ばすゲームをやっていたそうです。      その時、 自分の小ささを実感し、 それから何があっても この人についていこうと思ったそうです。       「高木さん、  うちの社長ほど魅力的な人はいません。  社長の人間力は自分が一生かけてでも  近づきたいものなんです」      と、話しながら 思い出して涙を流すのです。      体力も気力もいわば限界状態のときに、 ものすごい力を与えてくれたのが 「社長の生き様」だったのです。           心理学における「モデリング」とは 「この人のようになりたい!」と 強く思うところからスタートし、 話し方や立ち居振る舞いまで、 真似てみることで、 なりたい自分に近づいていきます。      Kさんにとってのモデルが まさに社長だったんですね。         コミュニケーションには、 たくさんのスキルがありますが、 私自身、 何度も自分の心の状態や在り方を 突きつけられる経験をしてきました。     結局 「だれが」「どんな思いで」 コーチングするのかに 尽きると実感しています。     誰かに質問しながら、 話しながら いつも自問自答しています。          お客様、家族のためにと 学び始めたものは、 結局自分の成長に 一番役に立っていました。    

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「生き方」という本がありますが 本当に名著だと思います

大切な人に、

大きな心で手を広げられる自分。

つまり、

人をハグできるって

人間力がテーマなんですニコニコ

はぐはぐ。

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