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【コミュニケーション診察室7】人の話を聴くということ

2012年07月25日
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中部経済新聞コラム

こんばんは

日本ハグ協会 高木さと子です

毎週水曜日! 中部経済新聞から 会社を元気にする コミュニケーション診察室です病院 

今日は

ワタシにとって

いちばんの修行であった

「人の話を聴くということ」

今でも、常に意識しないと

キケンです

日々修行・・・。

でも、身につけたら

ホントにいろんな方から

頼られるようになりました

日本ハグ協会

第7回 「人の話を聴くということ」 先日、 ひどく疲れている友人と 話したあと 「すっきりした!すっかり元気になったよ」 と、メールをもらいました。    ただ話を聴いただけだったのですが、 自分は大切な存在だと実感し 本来の目的を思い出したそうです。       人の行動を妨げる原因には 次のようなものがあります。     ・知識や能力、経験の不足→教育が必要 ・理解や情報の不足→コミュニケーションが必要 ・過去の経験などによるとらわれによるもの→自分を知ることが必要 ・時間管理、マネジメントの不足→計画が必要 ・プライベートで抱えている不安や問題→問題解決が必要 ・体力不足、体調不良など→原因解明、休養や運動が必要    原因がどこにあったとしても、 言葉にすると 「わかりません」 「疲れています」 「すみません」となります。    なぜなら私たちは、 よく使う言葉を 無意識に使ってしまうからなのです。    聴くという字を分解すると 「十分に目と耳と心で聴く」 と、あるように 相手の「非言語情報」 例えば表情、目の動き、声のトーンなども しっかりと受け止めて 「聴く」ことが大切です。       こんな経験はありませんか? 話しているの途中なのに、 話しの展開が見えて 途中でさえぎり、 結論を先回りし、 予測して意見や解決策を話し、 アドバイスしてしまう。    また、 いつの間にか自分の話に すり替えてしまって 本題からずれてしまったり・・・。      

自分は、 「問題を解決した」 「理解してあげた」 と、満足していたとしても、    相手は 「また話しを持っていかれた」 「結局自分の話は聞いてもらえない」 「私は大切な存在ではないんだ」 と、淋しく感じています。    これは、 夫婦やビジネスパートナーなど、 身近な人の話ほど あてはまってしまいます。    付き合いが長ければ長いほど じっくりと話を聴くのは難しいのです。    聴き上手の3原則は 「あいづち、うながし、くりかえし」です。 相手に興味関心を持ち、 優しい笑みでうなずき、 「それで?」 「もっと聞かせて」 と、相手の会話を促し、    「○○なんだね」 と、共感しながら 繰り返してみてください。    話しながら、 自ら本当の問題に ハッと気づいたという経験は 誰にでもあるはずです。    目に見えない心の中や 自分の気持ちも、 言葉にして出すと すっきりするのに

世の中、 話したい人ばかりで 聴いてくれる人がいないのです。    大切な人にこそ、 時間を作って 「何を話すか」ではなく、 「どう聴くか」を意識してみませんか?    聴くトレーニングは 筋トレのようなもの。 鍛えたら鍛えただけ コミュニケーション力は 身についていきます。   

次回は、 会話を展開していく 「質問の力」についてお話します

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中部経済新聞 コラム

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はぐはぐ。

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