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【心を届けるハグニケーション6】セクハラと好きは紙一重 ~中部経済新聞に連載中です~

2012年12月12日
テーマ
中部経済新聞コラム

こんにちは

マザーさと子です

今日のテーマは

「ハグ」をすすめると

必ず話題に上がる

「セクハラ」ですあせる

日本ハグ協会 第6回 「セクハラと好きは紙一重」

いきなりですが、 衝撃的なタイトルでごめんなさい。

職場でもハグニケーションを 推奨している私のところに、

「職場でセクハラ事件が起きましたので セクハラ研修をお願いします。」

とのお電話をいただきました。

私も自分でいいのかと

一瞬驚いたくらいです。

同じことをしても 「うれしい」と感じるか 「セクハラだ」と感じるかは、 その人間関係次第です。

「大好き」が職場で飛び交うくらい 尊敬できる上司のもとで

働けるということは、 その信頼感や重要感から 自分の可能性を活かせる

可能性が高いのです。

私は、勉強会で 「お隣に座っている人のことを 『運命の人だ』 と思いながら挨拶してみてください」 とよく言います。

私たちは 「この人苦手だなぁ」と思えば硬い表情になり、 「この人とはいつも会話が弾まない」と思えば 無意識に無難な会話で早く終わらせようとします。

勉強会に来て、 はじめて会った人でも 「運命の人だ!」と思うだけで、 笑みがこぼれ優しい表情になり 会話もフランクになります。

お辞儀の角度は少々深くなり 中には握手やハグをし始める人が 出てきたりすることもあります。

コミュニケーションは自分発信であり、 今の心の中が、そのまま表情や態度に表れ 相手に伝わり、それが帰ってきているだけなのです。

私がOLをしていた20年前、 朝は当番制の「お茶くみ」から始まりました。 トレーに沢山の湯呑を乗せて 100を超えるデスクを数人でまわりました。

朝礼が始まる前には 数十人の上司や先輩から 「ありがとう」「おはよう」と 声をかけられウォーミングアップ完了です。

朝から 「昨日デートだったの?」「太ったなぁ」 なんて会話も当たり前の時代です。

当時は残業や飲み会も強制参加で、 飲めないのにお酒をつがれて 鍛えられた時代でした。

上司の奥さまに手料理をごちそうになったり、 恋愛の悩みを打ち明けたりする中で、 何でも話せる家族のような関係は

今でも続いています。

子どもを連れて元上司に会いに行くという、 そんな関係が今どれ位あるだろうと思うと いい時代でもあったと思います。

当時は情報も少なく、 先輩や上司の在り方は、 そのまま自分の数年後のイメージと重なり、 将来に希望も不安も抱く時代でした。

今は、承認の場を 会社に求めることができなければ、 ネット上のSNSに参加すれば 簡単に承認欲求を満たすことができます。

そこには良くも悪くも 自分と同じ価値観を持った人が集まります。

「成長や経験値」に

目を向けることのできる人は、 どんな状況でも「得られる」ことに感謝でき、 ビジョンに向けて努力したり、 会社に前向きな提案をします。

「待遇条件」ばかりを意識している人は、 「得られない」ものばかりに 目がいくようになり不平不満を言います。

同じ状況でありながら 後者を選択している部下がいるのならば、 上司として出来ることは以下の3つです。

①仕事を楽しみ成長している見本を見せる  ②部下を「運命の人」と心から信頼する  ③部下の夢を聴き支援することです。

問題に対して、対処療法をして 職場内を禁止事項であふれさせれば 人の動きも委縮します。

どんな関わり方をしたとしても 上司の在り方に共感していれば、 「自分を一生懸命に成長させようと叱ってくれる」 「私を食事に誘ってくれた」と 感じ問題にすらなりません。 好きと嫌いは恋愛同様紙一重なのです。

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「だいすきドキドキ」の意味って

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