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「ハグで日本を元気にしたい!」という私。
実は、わたしには夫が一人おります。
「目の前の人を元気にしたい。
夫のことも私が元気にしたい!」
なんておもっているわたし。
今日、彼と話したことをシェアしますね。
彼と、私の付き合いはもう16年ちかくなります。
いつでも沈着冷静で、何があっても動じない、
いつも穏やかで、あれこれ言わない人なんです。
すぐに、泣いたり感情を表に出す私とは、正反対なんです。
今日、彼に、名古屋でドリプラをすることを話しました。
どんな思いでやるのか、夢について語りました。
静かに聴いてくれた彼。
「そのイベントをやったときの、最高のシナリオと、最悪のシナリオは?」
と質問されました。
「最悪のシナリオか~・・・」
なぜそんなことを聴くのか、それは、
彼は、いつも心のリスクマネジメントをしているそうなんです。
物や形のあるものはいつかなくなる。
そのかわり、取り戻せるし、かわりもいくらでもある。
だけど、形のないもの、
自分の心は、自分でしか管理できない。
何かをするときには、必ずリスクもともにある。
だから、そこをイメージしないで進むことは
「こんなはずじゃなかった」
って、だれかのせいにしたくなったり、落ち込んだり、悩んだりする。
そこも、リスクとして、イメージしているからこそ、
「想定の範囲内」って思える。
↑まさに、ほりえもん語録だ!
心と同じように、
「学ぶこと」も自分にしか管理ができない。
いくら、時間やお金をかけたって、
学んだことは、誰にも盗めないし自分の財産になっていく。
だから、彼は、わたしが学ぶことや、経験することを応援してくれている。
この16年、実は、悔しいくらい
彼の取り乱した姿を見たことがない。
泣いた姿も、もしかしたら見たことがない。
このひと、感情がないのかしら・・・
なんて思って責めたこともある。
「自分は弱い人間だから、最悪のシナリオを用意しておくんだよ」
って言ってた。
ネガティブなことだから、自分の心でこっそりと思うだけでいい。
最悪のシナリオがあると、
どんなときでも押さえておくべきポイントや、
いつも注意をするポイントも見える。
わたしにとって、新しい視点だ。
最悪のシナリオも、こっそりとイメージするからこそ、
安心して最高のシナリオを描き、そこへ向かうことができる。
どんな時も、心が折れなければ前に進める。
「が~~~~ん。がっくり・・・」
ってなると、動きが止まる。
「あっ、これね、起きた起きた!やっぱりね。」
と思えると、悩まず、止まらず前に進める。
結果、最悪のシナリオがあることによって、前向きな行動につながる。
何があっても動じない強さがほしいわけじゃないけど、
こんなこと、夫とは話したこともなくて、
「冷酷な人、感情がない人」って思ってた。
わたしが、向き合ってなかっただけで、
なんにも考えてなかったわけじゃない。
なにかと、
「が~~~~ん。」←死語だよね
ってなったり、
「がっくり」して、
行動が止まってた私。
これって、いいじゃん。
これって、大事じゃん。
早く言ってよ。