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おはようございます 毎週水曜日! 中部経済新聞から 会社を元気にする コミュニケーション診察室です
先日、 「毎週のコラム大変でしょう!」 と言われました。
ブログと違って 新聞には締切があり 読み手の方々は お金を払って
読んでいるものであり さらには、経済紙であるということ。
2か月書かせていただいて
感じているのは
・やってきたことのアウトプットになるし ・日々、ネタ探しになるし ・掲載許可をいただくのに会話が生まれるし ・感想をメールいただけるし
期限が決まっているからこそ 一週間の感覚を感じることができて 本当にご縁をいただけて良かった!
と思っています。
第11回 今日の良かったね報告
相手を認める行為「承認」を、 なかなかできない要因の一つに、 「自分が満たされていない」 ということがあります。
人は自分のコップが空っぽなのに、 なかなか人のコップに 水を注ぐことはできません。
人を承認することのできるリーダーは、 物事を肯定的にとらえ 言葉にしています。
楽しい人のまわりには 楽しい人や笑顔が集まり、 結果その人のまわりは 「承認」であふれていきます。
社長塾に参加されていた方で、 誰に対しても 「○○がいいねぇ!」 「あんたは○○がすごい!」と、 いつも声をかけてくださる方が いらっしゃいます。
その方は、 勉強会でも最年長でありながら、 いつも一番に会場に来て 運営の手伝いをしてくださり、
人に声をかけ、 場を盛り上げてくださいます。
出会う方々を「すべて師」とし、 メールの最後には必ず 「今後ともご指導よろしくお願いいたします。」 と書いてあります。
わずかの会話を通して、 「どういう言葉をかければ」 相手の 「元気が出るのか」 「心を満たすことが出来るのか」を いつも考えていらっしゃいます。
ご自身のお話で、 お嬢さまが小学校5年の時、 不登校となった時期がありました。
そんな時も3人のお子さんに 「良かったねノート」をつけさせ、 週末は一緒にお風呂に入り 「今週の良かったね報告」を みんなに語らせて、
すべてのことを 「良かったね」につなげたそうです。
「娘、またすぐに学校に
喜んで行くようになったんだよ」
と、話されていました。
一日の終わりに、 「嬉しかったこと」 「楽しかったこと」を 振り返ることは 自己肯定感を高めるのはもちろんですが、
うまくいかなかった時にこそ 【~こそ、~できるから良かった!】とつなげてみます。
×「企画書が通らず作り直しになってしまった。 時間が無駄になってしまった」
○「企画書が通らなかったから【こそ】、 もっとわかりやすくて 魅力的な資料を作ることが【できるから良かった!】」
出来事を 肯定的に変換して 言葉にしてみるのです。
職場では、 日報や終礼を活用するのはいかがでしょう。
何社訪問など 事務的な報告と共に 「よかった報告」をしてみる。
また 「こんな一言がうれしかった」 「○○さんに感謝」など、 言葉にすることで実感が深まり、 人の気持ちも感じることが できるようになってきます。
心の栄養は 日々の会話や思考の習慣、 環境や社内風土のなかで 満たされていくのです
「今日の良かったね」は、 どんなことでしたか?
この問いかけの習慣が、 人を「承認」できる 「ひと」をつくるのかもしれませんね。
はぐはぐ。