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おはようございます
日本ハグ協会 高木さと子です
今日は、8月9日
ハグの日です
私が伝えている
ハグニケーションは
相手を認め大切にする行為
すべてです
人が人に与えるパワーは
無限の資源です
人間に与えられた
言葉を
からだを使って
大切な人を応援できたらいいな!
って思ってます。
それでは、どうぞ^^
第9回 「認められたいという欲求」
「また会いたいと思う人は、どんな人ですか?」
と質問すると、
すばらしい生き方や存在感で
自分に勇気をくれた人や、
前向きな姿勢に心を打たれた
という経験など、
自分にいい影響を
与えてくれた人のことを
話してくれます。
それと同じくらい多いのは、
「自分のことを認めてくれた人」。
たとえば
母親であったり
恩師だったり、
特別な指導を
してくれた人でなくても、
ひたすらに自分を信じて見守り、
自分の背中を押してくれた人のことを
話してくださいます。
公開講座で、
相手の存在を認める
「承認」のワークをした時の話です。
参加者の中に
50代後半の主婦の方が
いらっしゃいました。
得意の洋裁について
プレゼンをしてもらい、
話し方、見た目、内容について
全員で「承認のフィードバック」をしてみました。
「笑顔で話していたので、聴きやすかったです」
「私も一緒に洋裁をしたくなりました」
「桜色のスカートがとっても似合っていて素敵」
などなど。
その瞬間、
彼女はしゃがみこんで
泣きだしてしまいました。
しばらくして、
「今まで、ずっと一人で娘を育ててきて、
誰もほめてくれないし、
認めてくれなかった。
友だちもいなかったし、
自分について
話をすることもこの30年なかった」
と言われるのです。
人には
承認されたいという欲求があります。
自分のことを認めてもらい、
「自己重要感」を
満たされると力を発揮します。
その主婦の方は、
その後の講座ではリーダーとなりました。
自分が認められたことで
お子さんを
承認することもできるようになりました。
結果、
ご自身は生きがいを見つけて美しくなり、
親子の関係がとても良くなったと
話してくださいました。
「ほめる」ことがなければ、
「認めれば」いいのです。
「髪切ったね」
「青いネクタイだね」
見たことを、
そのままを伝えることも承認なのです。
人前で名前を呼ばれたときに
全身に電流が走る感じ、
一度は経験したことがありますよね。
上司の一言は、
良くも悪くも響くのです。
前回、前々回のコラムを読んで、
話しを聴いても、
いろんな問いかけをしても、
まったく変化がないのなら、
まずは部下の「自己重要感」を
満たしてあげる必要があります。
採用したから、
毎月給料を払っているから、
存在を認められていると
感じているかといえば
決してそうではありません。
いちいち、わざわざ、
声をかけ、
笑いかけ、
話しを聴き、
変化に気づき、
背中をたたき、
目を合わせることで、
人はそれを実感していくのです。
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