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おはようございます
日本ハグ協会 高木さと子です
話を聴く時に
あいづちをして、オウム返しをして
聴き上手になってみようとしたら
とても不自然な自分がいました。
昨夜の勉強会でそんな話が出てました。
相手を動かすために
傾聴したり、承認したりしてしまえば
相手にとっても気持悪いだけ。
むしろ、ぶん殴って本音で語り合ったほうが
わかりあえることもあります。
(先日も天外塾でそんな話が出てたなぁ・・・・)
コミュニケーションを
手法、テクニック優先で学び
それを身につけてしまえば
これは、一歩間違えば、
親や学校で認めてもらったことのない
家出少女も、簡単に懐柔できる
恐ろしいコミュニケーションツールとなってします。
なんのために
相手の話を聴くの?
なんのために
愛する人の前で微笑むの?
なんのために
早起きして家族のために
お弁当をつくってるの?
ここには
相手に対する
コントロール願望もなければ
下ゴコロもなくて
ただただ、自分の中から
湧き出すような愛情と
その人をどうしたら支えられるかな?
という自分でもこらえようのない 相手への思いがあるだけ。
子を持てば
親は誰もが自然と
そんな気持ちが芽生えます
会社で若くしてリーダーになったということは
その役割を通して人よりも早く
学べる立場になったということ
部下が多いということは
愛する人が多いと自覚すること
自分のキャパシティが
広がっているプロセスだということ
こんな風に考えてみたらどうだろう
そしたらね
相手に対して
こいつの好きなことは何だろう
こいつが本気になれる瞬間ってどんなときなんだろう
どんなとき、悔しい思いをしたんだろう
本当はどんな人生にしたいって思ってるんだろう
いま一番気がかりなことって、なんだろう
どんな思いで、今このことを聞いてきたんだろう
そんな風に
言葉の裏にかくされた
本当の気持ちを知りたいって思う
本人も無意識に話している
その言葉が出てくるって
いまどういう気持ちなんだろう?
そんな疑問がわいてくる。
その姿を、横から見たら
「傾聴できてる状態」
となっているはずなんです。
スキルが先じゃないんです。
思いが先なんです。
「どんな思いで相手とコミュニケーションしてますか?」
すべては
相手に興味関心が持てるかどうか。
ここがスタート地点になくて
自分の出世欲や、
自分の評価のために
人を動かそうとすれば
相手はますます心を閉ざし
思いとかけ離れた言葉を出し
つくった笑顔で貴方に接します。
距離はますます遠くなり
自分の伝えたいことにも
耳を開かず
相手の本心も聴けず
会話は毎日上滑りして
気づいたら、お互いにさびしくて
成果にもつながらない。
言葉が苦手なら
メールでも、報告書でも
電話でも、ラインでも
フェイスブックでも
ブログでもいい。
多様化した
コミュニケーションツールがあるんだから
相手にとって一番
最初だけでも、アウトプットしやすいものに
合わせてあげるのもひとつの努力。
成果が出て
部下が評価されて
自分への承認が来るのは
すべて結果なんですよね。
相手のためのコミュニケーション
実践するには
自分をハグ出来てるかもとっても重要で~す。
大切な人への興味関心、もててますか??
今日も素敵なハグニケーションが広がりますように
応援してます。
はぐはぐ。
マザーさと子
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2013年6月20日(木) 第11回コミュニケーション診察室