林真理子さんの
講演会に行ってきました。
今年100歳になられる
作家希望だという
真理子さんのお母さまも
2年前までは、書籍はもちろん
すべての連載コラム
すべてのエッセイなど
読んでいらっしゃったそうです。
それと比較したら本を読まない
真理子さんのご主人と娘さんは
お仕事をわかっていないのか
いつも帰りが遅いと言われ
今日もお嬢さまのお弁当と
ご主人のランチを作って
でかけてきたそうです。
毎週数本の連載コラムに
毎日の朝日新聞の連載
書籍といつも締め切りに追われながら
家事をこなして、
三枝さんのミュージカルにも出て
移動中にメイクを直して
マスコミの待ち受ける
直木賞の選考会に駆けつける。
ハードな1月だったと!
作家のお仕事のお金事情なども。
何が売れるかは全く予測できず
東北の支援で高校生に
生い立ちを語ってほしいと言われたが、
いわきの高校生は真理子さんのことを
知っていたのがたったの2人。
でもこの講演を聞いてくれた
出版社の人が感動し、
作った「野心のすすめ」が、50万部。
一昨年はドラマ
「花子とアン」のヒットで
仲間由紀恵さん役の柳原白蓮さんの
伝記小説「白蓮れんれん」は
20年前の作品にもかかわらず5万部。
などなど。
人の伝記を書く時の、
出版社の方との
二人三脚のご苦労話など
真実は聞けば聞くほど面白く
だからこそ、人を惹きつけるんだろうな。
わたしが一番印象的だったのは
こんなにハードに働く真理子さんも
ご自身のことを、元々は
だらしなくて怠け者だったと
話されたこと。
糸井重里さんの事務所に
弟子入りしてた時
本の企画が来てたのに
一年間手を付けずにいたことを
叱られたこと。
これには、私もドキッー!
新聞コラム連載終わってすぐに
頂いた出版のお話し。
放置ーー
叱ってもらうこともなく放置。
いろいろイカンです。
その後は、直木賞受賞したり
露出すればするほど叩かれることも
経験され、
「勝ったことのない子は
勝気になんかなれない。
でも私は批判されて強くなった」と。
200冊書いてもなお
読者に近い感覚でもお話しされる
真理子さんの、女性共感度は
本当に高いと思います。
平日の夜に時間ぴったりに
満席になってるあたり
やっぱりすごい人気でした!
3月にココ羽島文化センターで
イベントやるので
満席のイメトレもできました。
断然気持ちいいですね!
真理子さん、
またまたファンになりました。
本を買いましょう。
はぐはぐ。