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5月31日(日)に渋谷・ユーロライブにて『きみはいい子』ママ限定試写会が開催され、当日はなんと115名ものママが一堂に会し、映画を鑑賞したあと、日本ハグ協会会長の高木さと子さんによるトークショーを行いました。
開始早々、高木さんが客席に向けてお隣の方と映画の感想を伝え合うよう促すと、涙で目を赤くした知らない人同士が挨拶を交わし、一気に会場のムードが和やかに。
それから原作者である中脇初枝さんからママたちに向けたコメントが読まれると、中脇さんの言葉、「すべての人は、こども時代を経て、大人になります。そして、人は、人によってしか、育つことはできません。だから、こどもが幸せであるためには、育てる親が、まず、幸せである必要があります」というメッセージにとても共感する高木さん。
高木さん:「私たちがやっているのは、一番近くの人を抱きしめましょうという活動です。まず一番は自分。その次は家族。それが出来た人が、社会、そしてまわりのみんなを抱きしめる活動をするんです。」
企業や学校の講師としても活躍する高木さんはなんと年間4800人に「ハグの宿題」を出しているそうで、‘ハグニケーション’(ハグ+コミュニケーションの造語)の大事さについて語ってくれました。
そして自分自身が幸せになるための秘訣について「自分で自分に声をかける。いい感じだ、頑張れるって。ネガティブな言葉じゃなくて、良い言葉を自分で出す。それを繰り返す。そうすると人からイイネと言われる。その繰り返し」と笑顔で語ってくれました。最後に高木さんから会場のママたちへ「宿題」が。
高木さん:「自分のやりたいことを相手に押し付けるのではなくて、相手は今どんな気持ちかなと、察する、気づく、感じる。帰ったら誰かに抱きしめてきてください。これは宿題です。ハグに必要なのはちょっとした勇気。是非この映画を観たみなさん、1人1アクションを起こしてください。」
最後まで笑顔のたえない、とてもあたたかなトークショーとなりました。高木さんありがとうございました。
きみはいい子