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私たちが子どもの頃、どこの家庭にも大きくて重い百科事典がズラリと並べられていましたよね。
私もパラパラと開いて写真を眺めていました。
写真のその先は知らない世界、
写真やキャプションや解説から想像を膨らませ
ドキドキしたり驚いていたことを今でも覚えています。
それが1990年代から日本もインターネットの時代になりました。
小学生からインターネットに触れていれば、
必要な情報にいつでもアクセスする事ができます。
足りない知識は求めれば得ることができるようになりました。
もう少し詳しく知りたい!
と質問すればYahoo!の知恵袋でしらない人が
百科事典のように経験体験を交えて教えてくれます。
そうです!一方的ではなくコメントしたり、いいね!したりして
インタラクティブに交流したり情報共有できるようになりました。
そんな中、情報は一方的に流れるテレビや百科事典から動画にコメントを残したり評価したり、
また待たなくてもリアルタイムで選択できる時代に変化していきました。
テレビをつければ、芸能界や政治のスキャンダルを延々とやっている。
またインターネットでも炎上という言葉が繰り返される。
過去には崇拝されたスターたちは、
たまたまそのニュースを見た背景も何もしらない人たちに叩きのめされていく。
はい、つまり幼い頃からインターネットに触れている子どもたちは、
大人たちが完膚なきまで叩かれる姿をとても身近な日常として見ている。
目立つ、人の上に立つリーダーになる、何かを共に成し遂げる、挑戦する、
という事に消極的だ!!と言われるが、
そもそもそこに興味もなければ、その先に幸せになれるイメージが少ないのではないだろうか。
この話には、人材育成の上の課題が大きく2つあると思っています。
ひとつは、パワハラの問題 もうひとつは、組織内で意思疎通ができない問題です。
ひとつ目の、パワハラ問題。 これは昭和のマネジメントで勝ち上がってきた上長の方々から見たら、
それが成功法則であるという事、
なんとか結果を出したい!という焦りや、保身、単純に他のマネジメントを知らないなど、
いろんなパターンがある。
一方で若者の立場から観ると、少子化で大切に親に育てられてきた世代であり、
SNSで叩きのめされる大人の姿を見てきた世代にとって、自分の目の前の出来事をあの恐怖と重ねてしまう。
否定される、閉ざす、動けなくなる、というスパイラルに落ちていく。
2つ目の社内のコミュニケーション問題。隣の人ともメールでやりとりする時代になって久しいのですが、
文字でのコミュニケーションは上手くできるけど、リアルの対人関係が苦手という声が多い。
内定者とのツールも多様化して人事担当者も対応に追われているようです。
さて、一方で対面でのコミュニケーションもそつなく対応できて、
叱ってもらったらそれをバネにして成長の糧として、どんどん成長していくパターンもあります。
誰でも、「自分メディア」をイキイキと発信しそこにファンが集まる時代に、
学生時代からパソコンひとつでビジネスを始めて稼いだり、
大好きなスポーツで世界を目指す若者や、コミュニティを作って組織化するなど目標に向かって、
しかも楽しそうに行動している人たちもいます。
そこで、そもそもこんな考えが浮かんできます( ̄^ ̄)ゞ
▶︎そんなに育成に手間暇かけなくてはいけないのかという考え
▶︎そもそも、どうしたらそんな風に子どもを育てられるのかという考え
▶︎面倒くさいから、優秀な人と組んで仕事したいという考え^^ などの考えが浮かんできます。
「それは本気ですか??」 という問いをしなくてはいけないのです( ̄^ ̄)ゞ
私は3つとも興味がありますし、3つともやっていくのが良いと思います。
何故なら、人と真剣に向き合ったり、人を発掘していくそのプロセスは、
見えない刃で何度も心を斬られそうになりますが、
経営という人生の大きな挑戦を通して、自分自身の人生に幅ができることになる間違いないと思っているから。
ただ、、今は時代の変化が早いので臨機応変にしなくてはいけません。
私自身、様々な形でリーダーをやってきていちばん自分中で宝となっている言葉は、
元部下からの一言です 退職願を持ってきた彼女に
「辞めるとこはわかった。私の今後のために本当の理由を聞かせて」
と聞いたら
「さと子社長は大好きだけど、自分の言葉で伝えていないから、
貴女の下で働くのが辛いんです」
と言われた時に、ハンマーで殴られたような気持ちになりました。
つまり、簡単に訳すと 「人としては付き合っても良いけど、上司としては、もぉ!ご免です!」
と言われた経験があるんです。
も〜!!私の心に火を灯した彼女は人生の師匠ですよ。泣!!
ある会社で社長をやっていた時代の事です。
これは管理職の経験がある人ならば経験した事がある人もいるかもしれません。
私自身も思いっきり身に覚えがあるし、
自分の言葉で伝えられないもどかしさって、もー自分でもどうしようもないストレス
そりゃ部下はもっとストレスでしょう。
そりゃ部下はもっとストレスでしょう。
長くなりましたが、インターネット時代の若者たちと仕事をしていくには、
「今時の若いもんは・・・」 「ゆとり世代だから・・・」
という言葉を封印して、私たちが変化していかなくては、
若者の力を借りることができません。
さて、わたしにはリーダーとして何が足りなかったのでしょうか?
(クイズ!?・・・しかも!! 長すぎるので、、、続く!!)
▶︎今日は今月なんと4回目の大阪日帰りです。
1も2も3もまじめに取り組むパワフルなリーダーと個人セッションです。